セル・行・列の扱い

セルを選択するSelect メソッド と Offsetプロパティ

 指定したセルを選択するには Selectメソッドを使います。
また選択されたセルは Selection プロパティで参照します。

 セルの指定には、たとえば B2 から3行下のセルとか、C5 から2列右で1行上とかのように相対的にセルを指定・参照する場合もあります。
この場合は Offset プロパティ を使用します。

これらそれぞれについて解説します。

Select メソッド と Selectionプロパティ


Sub セル扱い1()

Range("C3").Select '①
Selection.Font.Bold = True '②

Range("B6:F9").Select '③
Selection.Font.ColorIndex = 3 '④

End Sub

① C3セルを選択
② 選択されたセルの文字を太文字にする

③ B5からF9までの範囲を選択
④ 選択された範囲の文字を赤にする

 Select メソッドで具体的にセルを選択します。
「Selection」は Select メソッドで選択されたオブジェクトの総称といった意味をもちます。

①②の場合は
Range(“C3”).Font.ColorIndex = 3
と書いても結果は同じです。

 しかし、選択する範囲が複雑だったり、後で見直す場合もこの Selection を使った方が明確になりますのでこのプロパティを使うようにしてください。

Select メソッド と Offset プロパティ

 Offset プロパティはアクティブセルより「2つ下、3列右」とか「一つ上」といったように、指定されたセルから相対的な位置関係のセルを参照します。

表示方法は
Rangeオブジェクト.Offset(行方向移動、列方向移動)


Sub セル扱い2()

Range("B2").Select  '①
Selection.Offset(0, 5).Font.ColorIndex=4

Range("C3").Offset(1, 2).Font.Bold=True '

Range("B6:D7").Select   '③
Selection.Offset(-1, 4).Font.ColorIndex=5

End Subub

① B2 セルより5列右のセルの文字色を緑にする
② C3 セルより1行下、2列右の文字を太字にする
③ B6/D7 の範囲より、1行上4列右の文字色を青にする

②のように Selection を使わずに直接 「アクティブセル.Offset~」 との記述も可

Offset プロパティの移動方向
正の数 行方向は下、列方向は右
負の数 行方向は上、列方向は左
0 の時 移動しない
*Offset(6,0)の場合は Offset(6), Offset(0,4)の場合は Offset(,4)のように0を省略できます。